Spring 12 開発者向け機能トップ10
by Mitsuhiro Okamoto on 1月 20, 2012 at 04:17 午後
本家DeveloperForceのBlogエントリーにSpring ’12 – Top 10 Developer Features というSpring 12 でリリースされる開発者向け機能の注目Top10があります。こちらはその日本語版となります。
今回のリリースでは色々と興味深い機能が追加されていますので、是非プレリリース環境を試してみてください。
1. SOQL OFFSET (Developer Preview)
SOQLのSELECTステートメントに、結果セットから指定の行数目以降だけを取得するためのOFFSET構文が追加されました。LIMIT構文と合わせて利用します。
例えば、下記SQOLではクエリ結果の最初の100レコードをスキップした最大50の取引先を取得できます。
SELECT Name
FROM Account
ORDER BY Name
LIMIT 50
OFFSET 100
Note : OFFSET構文ではサーバサイドにカーソルを生成するわけではないので、単一のリクエストで取得した結果データに対して機能します。
2. New Chatter Resources (GA)
今回のリリースではChatterにコメントへのLike、コメントへのファイル添付、ブックマークなどの新機能が使いされました。これらの昨日はRESTベースのChatter APIでも同様に利用できます。
3. Schema Builder (Beta)
スキーマビルダーではグラフィカルにデータの構造を確認できる機能ですが、今回のリリースではドラッグ&ドロップによってフィールドやカスタムオブジェクトの生成が出来るようになりました。
4. New Visualforce Components (GA)
Visualforceに下記コンポーネントが追加され、Force.comの機能を様々な用途に利用出来るようになります。
Components for Chatter Answers - カスタマイズされたサポートコミュに作成に利用
Components for Live Agent - カスタマイズされたチャットウィンドウの作成
Component for Chatter - Chatter FeedのUpdateを自身のページへ埋め込み
Component for Social Accounts and Contacts - ソーシャル取引先&ソーシャル取引先責任者をページに埋め込み
5. Simulated Breakpoints (GA)
マルチテナントのクラウド上での開発においての問題は、アプリケーションの実行を一時停止させる事が難しい点です。 “Simulated breakpoints”は実行中ある所定の場所のメモリの状態やヒープダンプをキャプチャすることで、この問題を解決するようににデザインされています。
まず開発者は開発者コンソール上から左側の余白に、ヒープダンプをキャプチャしたい箇所にマーカーをセットするします。この"ブレイクポイント"はコンソールエディタ以外にもHeapDumpsタブでも確認することができます。コードが実行されたタイミングで、ブレイクポイントがヒープダンプをキャプチャします。開発者コンソールからは、ヒープダンプのデータを閲覧したり、検索したり出来るようになっています。
6. Authentication Providers (GA)
この機能を使用することで、SalesforceへのログインをFacebookや他のソーシャルアカウント(Janrainを経由して)で行えるカスタムログインページを作成出来ます。一つの分かりやすいユースケースでは、カスタマーポータルやパートナーポータル、Force.com Sites等で、ユーザ名やパスワードのの入力を行わせたくない場合に利用できます。またこの機能はSalesforce組織をシングルログインさせるのにも利用できます。
7. Dynamic Visualforce Components (GA)
Apex内でVisualforceページへ表示させるコンポーネントをダイナミックに変更することが可能です。例えば下記の例ではユーザのロールをベースに、それに特化したVisualforceコンポーネントだけを表示することができます。
Visualforce Page
<apex:dynamicComponent componentValue="{!accountname}"/>
Apex Controller
public Component.Apex.OutputText getAccountname() {
Component.Apex.OutputText name = new Component.Apex.OutputText();
Name.expressions.value = 'test';
return name;
}
8. Developer Console Enhancements (GA)
開発者コンソールの機能強化もおこなわれます。まずはシステムログが統合され、開発者コンソールからRAWデバッグログを直接参照出来るようになります。これによって非常に大きなログが居るがあった場合に、インタラクティブにログを探すことができます。また、パッケージのサポートが追加されました。そしてRepositoryタブ上からパッケージ内に含まれるアイテム、例えばApexクラスやトリガ、Visualforceページ、コンポーネントやカスタムオブジェクトを見ることができます。さらにVisualforceページやコンポーネントの閲覧及び編集もRepositoreyタブから行え、ソースにはシンタックスハイライト及びオートコンプリートの機能も付いています。
9. REST API Reset Password (GA)
REST APIによってユーザのパスワードを管理出来るようになります。GET Methodでパスワードの失効ステータスを確認したり、POST Methodでパスワードのセット、DELETE methodでリセットを行います。
10. Streaming API Enhancements (Pilot)
今回のリリースではよりフレキシブルにイベント及びデータ変更の通知を行えるようになります。チャンネルを作成の際に、以下の2つの新しいフィールドがPushTopicオブジェクトに付与されます:
NotifyForOperations – どのタイミングでレコードイベントが通知を行うかを定義します。– All、Create、Update
NotifyForFields – どの新規 or 更新のレコードがPushTopicのクエリに対して評価されるかを選択します – All、Referenced、Select、Where
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