投稿者:Mitsuhiro Okamoto | 投稿日:2016年10月05日(水) 09:46

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今年もこの季節がやってまいりました。 サンフランシスコのモスコーニセンターを中心とした世界最大級のITイベント「Dreamforce 2016」が開催されています。

Marc BenioffのKeynoteやDeveloper Keynoteなどは明日・明後日に予定されているのですが、すでにパンパンに人が詰めかけています。 本日は現地のBreakout Sessionや一足先に行われたPartner Keynote、シアターなどでは発表されている内を簡単に速報でお知らせしておきます。 詳細な内容については追って各所でご紹介していきます。

Salesforce DX

現地のブースではSalesforce DevOpsなどの副題が付いていたりもする、新しい機能である「Salesforce DX」が発表されています。

コンセプトとしてはSalesforceアプリ開発のライフサイクルをいわゆる一般的な開発プロセスに組み込めるようにするようです。

具体的にはGithub上にあるSalesforceのMetadataをHerokuのFlowを通じて簡単にライフサイクル管理が行えるようになります。 開発、ステージング、本番といった環境の管理やCI機能を使った自動テスト

またそれに合わせてCLIもバージョンアップされ、環境の作成やテストの実行なども含めて全てコマンドラインからコントロールできるようになります。

Salesforce DXは現在Limited Developer Previewの段階なので、どうやって利用開始するかはまた別途ご案内します。



Salesforce MetaMind

一足先に発表されたSalesfore Einsteinの中でもDeep Learningを担当するSalesfore MetaMindがサインアップできるようになっています。 現在はパイロットのステータスで、Predictive Vision Service(画像認識)の機能をREST API経由で利用可能です。 今後は様々な機能がこのMetaMindチームより提供されていくものと思われます。



PredictionIO on Heroku

MetamindがOut-of-BoxでDeep Learningが利用できるサービスなら、PredictionIOは機械学習サービスを構築するためのフレームワークです。 PredictionIO自体は現在ApacheにてOSSで開発されていますが元々はSalesforceが買収したPredictionIO社が開発していたものです。(元々OSSで開発しており、Apacheに寄贈したのちも積極的に開発に参加し続けています)
このPredictionIO、基本的にはSparkMLを利用した機械学習ライブラリなのですが、いささか(初めてSpark触る人には)セットアップが大変な所があります。
そこで今回はHerokuのBuildPackとして誰でも簡単にクラウド上にデプロイできるようになりました。
先日正式リリースされたApache Kafka on Herokuのように完全にサービス化されているわけでは無いのですが、Buildpackがあることによってだいぶ扱いやすくなっていると思います。



他にも色々とアナウンスがされていると思いますが、まずは開発者にとって注目すべき3つをご紹介しました。
また追ってDreamforceの様子や発表された機能などレポートします。